家族が紡いだ時間を映す“15周年リフォーム”
18-10-1712
- 子供部屋
- 寝室
- 書斎
- 玄関・ホール・廊下
- ガーデン・エクステリア

勉強コーナー
主寝室の中にある勉強コーナー。落ち着いた空間になるよう天井高を敢えて2mに抑え、レッドシダーを壁から天井にかけて貼りました。レッドシダーの納まりからブラケットの位置まで、S様と検討を重ねた「作品」とも呼べる空間です。

主寝室
主寝室は既存の化粧梁を残し、勉強コーナーやお手持ちの家具とのコーディネートも考えながら、フローリングの色や貼る方向を決めていきました。

子ども部屋
お子さまの成長に合わせて、共有で使っていた部屋を独立した2室に。

子ども部屋
子ども部屋を2室シンメトリーにつくるにあたり、こちらの部屋にあった構造柱を撤去。構造計算を行い、住まい全体の壁量を考慮した上でご提案しました。

子ども部屋
お子さまが後々独立されることも考え、2つの子ども部屋の間は一部可動式間仕切り収納で仕切りました。将来収納を動かせば、1つの広い空間としても使えます。

2階ホール
階段を上ると、ステンドグラスと間接照明が厳かな雰囲気を演出するホールが見えてきます。珪藻土壁やステンドグラスは奥さまのアイデア。

2階ホール
元々あったロフトの船底天井と小さな窓を活かし、ステンドグラスを入れた2階ホール。ステンドグラスは見切りの太さまでこだわり、四方を囲っている珪藻土にはテーパーをつけて施工することできれいに納まりました。

玄関
S様ご家族がヴェネツィア旅行に行かれた際に、奥さまが強く心惹かれた青いモザイクタイルを玄関に再現。「担当の方が私たちの話を聞いて、この鮮やかで深みのあるタイルを探し出してくれました。」とS様。
リフォーム・リノベーション概要
S様は、自ら設計した家が新築からちょうど15年経ったのを機に“15周年リフォーム”を計画。子ども部屋を2つに分け、階段を上がった先には、元の子ども部屋のロフト部分だった船底天井と2つの小窓を活かして心鎮まる空間を創出しました。以前からお好きだったレッドシダーを貼った勉強コーナーや、思い出深い玄関の青いタイルなど、ご家族が紡いできた時間を反映させた“15周年リフォーム”がカタチになりました。
- 建物
- 戸建て
- 築年数
- 15年
- 費用
- 730万円(税込)
- 面積
- 約43.5m²
- 構造
- 木造
- リフォーム内容
- 2F全面リフォーム、外構リフォーム
ビフォー・アフター
2階ホール
階段を上りきった所に、ホッとして我に帰れるような空間をつくりたいという想いを叶えた2階ホール。間接照明の光であたたかみを出し、まるで小さな教会を訪れたかのような、2階のシンボルともいえる存在です。
外構
モザイクタイルは、植栽の緑とも相性が良く、道ゆく人の目を惹くカラー。タイルに合わせて門柱のデザインや色を決めていきました。
お客さまのご要望
- 1つだった子ども部屋を2室にしたい。
- 主寝室内に勉強コーナーを設けたい。
- 船底天井を利用してホールをつくりたい。
東京ガスリノベーション
からのご提案
- リフォーム後の将来的な使い方も考え、お子さまが独立した時には広い1室として使えるよう、子ども部屋の一部を間仕切り収納で仕切ることをご提案しました。
- 勉強コーナーは、設計もされるS様と一緒に、見切りなどの細部まで打合せを重ねました。カウンターはファミリールームについていたものを再利用し、筆返しをつけて背中側は電気コードなどが通せるよう隙間を空けています。
- 玄関に使ったイタリアのガラスモザイクは、厚み4㎜と薄かったため、割れないよう職人と綿密に打合せをし、勾配を最小限に抑えることで、タイルの角が出ないように細心の注意を払って施工しました。
お客さまからのご感想
- 「15年」はちょうど家族のライフスタイルが変わる時かと思います。その節目の年に理想とする形を追い求めてみようとはじめたリフォームは、考えているうちにどんどんワクワクしてきて、新築のときのように楽しめました。仕上がりも大満足。想いが叶うよろこびを存分に味わっています。
- 私の想いがすべて反映された勉強コーナーは、心から落ち着ける場所です。レッドシダーが好きだと言う前に、担当の方から2階ホールにレッドシダーを使う提案をいただいたときは、どうして好みがわかったのだろうと驚きながらも、信頼感が益々高まりました。
- 子ども部屋の柱を撤去する提案の際に、全体の壁量を考えなければならないと構造計算をし、部屋のリフォームだけでなく家全体の構造まで考えた提案は説得力があり、安心して任せられました。