築40年の空き家マンションがリノベで変身!陽光満ちる快適な住まい。
22-01-2113
- キッチン
- リビング・ダイニング
- 浴室
- サニタリー
- 書斎

リビング・ダイニング・キッチン
寛ぎの場となるのびやかなLDK空間と、集中して仕事ができるワークスペース。空間の用途を分けることでオン・オフの切り替えがしやすい住まいが実現しました。

リビング・ダイニング・キッチン
LDKのフローリングは、経年変化も楽しめる優美な色味のブラウンに。対面式のオープンキッチンは、明るく清潔感のある白とブルーを基調とし、ワークトップとシンクが一体型のものを選びました。

キッチン
キッチンの扉カラーは、内装全体のバランスを取りながら落ち着きのあるブルーをご提案しました。可動棚とカウンターを設置した壁面にはキッチンと同系色のアクセントタイルを施し空間に彩りを。

ワークスペース
ワークスペースには、PCモニターを2台置けて、さらに書類も広げられる幅広サイズのカウンターデスクを造作しました。形状をL型にしたことで、コーナー部分でひと休みしたり本を読んだりできるので重宝されているそうです。

ワークスペース
本棚を2か所に分けて造作したことで「ここには仕事関連の本、こちらには趣味の漫画や小説と分類してしまえるのがいい」とM様。

サービスルーム
LDの隣には、休憩スペースやホビー用など多目的に使えるサービスルームを新設しました。

サービスルーム・ウォークインクローゼット(WIC)
サービスルームには、LD側・ワークスペース側の2面に室内窓を設置。サービスルームはもちろん、奥のWICまで陽光を取り込めます。

ウォークインクローゼット(WIC)
WICには、衣類やバッグ類を効率的にたっぷり収納できるよう、枕棚やハンガーパイプを設けました。

洗面所
洗面スペースは、清潔感あふれるホワイトでコーディネート。蛇口に触らず清潔に使えて節水にも効果的なタッチレス水洗を採用しました。トイレのドアには引き戸を採用し、廊下との境には室内ドアを新設しています。

トイレ
プライベート空間の壁面にはタイル調のアクセントクロスを採用し、気分を変えて色鮮やかに。

洗面所・浴室
トイレの向きと洗面カウンターの配置を変えたことで洗面所の通路が広くなり、スムーズな水まわり動線が実現。浴室は少しでもサイズを広げられるよう解体後に再度サイズをチェックしたうえで検討を重ねた結果、既存よりもサイズアップが叶いました。

廊下
廊下部分を極力なくして玄関スペースを拡張。大容量の玄関収納と鏡を設置しました。
リフォーム・リノベーション概要
築40年のマンションをご親戚から受け継ぐことになったM様。将来的には賃貸物件として活用する可能性も視野に入れながら、空き家状態が続き老朽化していた設備と陽光が奥まで届きにくかった間取りを一新し、快適に暮らせるようリノベーションされました。独立型のキッチンと収納、和室部分までを一体化した空間には対面式のオープンキッチンを設置し、広がりのあるLDKを創出。さらに、造作ワークスペースや多用途に使えるサービスルーム、WICも新設しました。適所に設けた室内窓の効果で陽光が行き渡るようになり明るさもアップ。開放感のある暮らしやすい住まいへと生まれ変わりました。
- 建物
- マンション
- 築年数
- 40年
- 費用
- 962万円(税込)
- 面積
- 50m²
- 構造
- SRC造
- リフォーム内容
- 全面リフォーム
ビフォー・アフター
ダイニング・キッチン
押入と物入を撤去し、和室部分を拡張したうえで、キッチンから和室部分までを一体化。対面式のオープンキッチンを設置し、すっきり広々としたLDKが実現しました。
ワークスペース
お仕事がほぼリモートのためオンとオフのメリハリがつけられるよう、LDK横の窓側に造作カウンターを設けてワークスペースとしました。隣接するサービスルームから奥のWICへも窓からの光を取り込めるよう室内窓を設けています。
お客さまのご要望
- 設備から一新し、快適に住めるようにしたい。
- オン・オフのメリハリがつけられる間取りに。
- ワークスペースを造作したい。
- 奥まった部屋にも陽光が届くようにしたい。
- 将来、賃貸物件として貸し出す可能性も考慮したプランに。
東京ガスリノベーション
からのご提案
- 空き家状態が続き老朽化が進んでいたため、見た目も機能面も改善できるよう検討を重ねました。将来的に賃貸物件として貸し出す可能性があると伺い、デザイン性は高めつつ、ユニバーサルに活用しやすい間取りをご提案しました。
- 対面キッチンをご希望でしたので、現地調査で腰壁カウンターの下に給排水の配管を通せば可能であることを確認。「以前、無理だと言われてあきらめていたので嬉しい」と喜んでいただけました。
- レンジフードのダクト配管を梁に沿わすなど、凹凸の少ないシンプルな天井になるよう配慮しました。一方、エアコンの配管は賃貸として貸し出した際に交換がしやすいようあえて露出させたうえで、すっきりとした見た目となるよう配管ルートを工夫しています。
お客さまからのご感想
- 完成後、中に入った瞬間「全然違う部屋!」とびっくりしました。以前は無機質で空も見えず暗い印象だったので「間取りを変えるだけでこんなに明るく快適な住まいになるのか」とリノベのすごさを実感しました。
- リモートワークのため工事中は北海道の実家に滞在していましたが、担当の方が360度カメラで撮った現地写真をメールしてくださるなど情報共有がタイムリーにでき、打ち合わせもスムーズに進められました。
- 空き家状態が続き汚れやにおいがあったにも関わらず、現地調査で担当の方が膝をついて隅々まで見てくださったのがとても印象的でした。こちらの要望をきちんと汲み取ってくださり、対応もスピーディー。リノベはわからないことも多く、男女ペア制だと2人の意見を聞けるので、2倍の頼もしさがあると感じました。